ES ドバイ(アラブ首長国連邦・ドバイ)視察レポート

  • 視察期間:2023年3月9日~16日
  • 国:UAE(アラブ首長国連邦)
  • 都市:ドバイ
  • 学校:ES ドバイ

UEA(アラブ首長国連邦)にある語学学校・ESドバイを東京オフィスの松岡が訪問。初めてのドバイ視察、異国・発展途上・未知の世界ということもあり、かなり楽しみにしていました!

実はこのドバイ視察、もともとは2019年にお話しを頂いていたのですが、新型コロナウイルスにより渡航直前に立ち消えになってしまっていたものでした。今年に入り海外への往来も活発化したことで、再度お話しを頂き3年越しに実現することができました!

私よりも先に担当の生徒さんがドバイに行かれ、「本当によかった」とフィードバックを頂いており、楽しみも半分まだまだ知らないことだらけでワクワクが止まりませんでした。

ドバイ=お金持ちの国。このようなイメージを抱いている方が多いこの国の実情や、どのような生徒さんに向いているのかなど…しっかりお伝えさせて頂きます。

エミレーツ航空とドバイ空港


今回は2階建てのジャンボ機で渡航しました。1階はエコノミークラス・2階はビジネス・ファーストクラスで2階にはシャワールームがあるとかないとか・・・。

個人的に好きな航空会社TOP3に入るエミレーツ航空。ドバイ発は基本的に深夜発のナイトフライト。現在は成田・関空共に直行便が出ています。ナイトフライトのため、搭乗後はすぐに機内が薄暗く(ピンク系のライト)なりお休みモードです。夜中になると真っ暗になり天井には星が映されるので少しロマンチックです。

無事にドバイ空港に到着しましたが、ドバイの空港はとにかく広い&入国審査までが遠い💦💦入国審査に進むまでに空港内の電車に乗って移動します。入国審査は至ってシンプル。パスポートを渡して簡単な質問に答えるとすぐに通してくれました。

ESドバイの魅力


日本人の生徒さんは渡航前にWhats Appと言うメッセージアプリ(日本でいうLINE)を登録し、その番号を現地に伝えておきます。 ドバイ滞在中はアプリで学校スタッフやお友達と連絡を取ります。

学校初日は現地日本人スタッフのAikoさんによる日本語でのオリエンテーションが開催されます。パワフルでズバズバはっきり物事を伝えて下さる素敵なスタッフさんでした。困ったことがあればアポイントを取って授業のこと、滞在先のこと、アクティビティーのこと、その他何でも相談に乗ってくれます!

学校は高層ビルの15階・34階・36階の3フロアを使っています。15階と34階はオレンジ基調・36階は青基調となっており、各フロアにカフェ・自習実・談話スペースなどが完備されています。一番メインのカフェテリアは36階にあり、こちらでは日替わりランチを楽しむことが出来ます。

<学校での注意点>

  • とにかくエレベーターが来ない。笑
  • 入って右側は15階まで。左側は最上階まで。学校のビルは他にもオフィスが入っているため、朝はES生・一般の方でごった返してます。エレベーターに乗れず若干遅刻してしまうこともありますが、先生達は慣れているので5分位遅れても問題無しです。 34階↔36階の移動は階段で!クラスによって階が変わるので34階↔36階間は階段移動の方が断然早いです!
  • 冷房がとにかくガンガン💦💦
  • 日本人の体感温度であれば恐らくかなり寒いです。外に出れば溶けるくらい暑いですがとにかく羽織るもの・靴下(サンダルで通学する場合)を持って行くのがオススメ。
  • Whats App&マイページ(初日に案内有)をこまめにチェック
  • アクティビティーや時間割などの情報はこの2つを見れば大体把握出来ます!

今回は超初心者から準上級まで…毎日色々なレベルのクラスにお邪魔させて頂きました。

初級クラスはほとんど中国人とブラジル人でした。日本の生徒さんは英語ができないとおっしゃる方が多いですが、大体下から2~3つ目のクラスに入ることが多く、本当に自信のない方でもこのクラスがあるので大丈夫!と強くオススメできるなと思いました。

\授業のレベルが高いと感じたら

少し余談になりますが、現地へ渡航したお客様より「自身の想像より上のクラスに入ったのでクラスを下げたい。」といったご要望を頂くことがあります。

クラスメイトは流暢に英語を話しているのに自分は全然話せないと感じている方が多いのですが、慣れてくると実はただ単語の並べて話しているだけで文法も発音もメチャクチャということは良くあります。

日本人の方が文法は出来るケースが多いので耳が慣れると実は周りのレベルが自分と同じと気づかれます。そんな時にお伝えしているのが、クラスを落とす事は簡単ですが上がるのはかなり大変です。学校側がそのクラスで大丈夫と判断されたのであれば、そのクラスで頑張られる事をおすすめします

1~2週間経っても全く授業について行けない場合はクラス替えのご相談をされた方が言いと思いますが、「案外慣れるとやっていけるかも。」と思うことがほとんど★本気で英語を伸ばしたい方は少し厳しめの授業に食らいついていくことでメキメキと語学力が上達していきます。

\多国籍でアクセントもさまざま

ESドバイは日本人率はかなり少なく、ロシア・ブラジル・トルコを中心に世界各国から留学生が訪れています。私自身も今回の視察で初めてキルギス人のお友達ができました!

ドバイは人口の90%が英語を話せるといわれていますが、色々な国から来られているので発音もマチマチです。先生はイギリス・アイルランド・スコットランド系の方が中心で、北米系の先生も数名いらっしゃいました。

発音について良くご質問を頂きますが、今このお仕事を通して感じるのは、海外や外資系で仕事をされたい方はとにかく色々な英語の発音に慣れておく方が有利!ということです。

もちろん絶対アメリカ英語!やイギリス英語!と思う方もいらっしゃると思いますが、実際社会に出ると同僚がイタリア人・ロシア人・韓国人・インド人など多国籍になることが多く、一つのアクセントしか慣れていないと職場でのコミュニケーションに苦労することもしばしば。特に電話対応の際はかなり聞き取りづらいため、ドバイで多国籍の英語に触れて慣れておくことは国際社会で働く上でかなり有利になるなと感じました。(もちろん慣れるまでが大変ですが・・・。)

\生徒の平均年齢は25歳以上

意外だったのがESドバイに通う学生の年齢層。大学生が増える夏休み・春休み以外の期間の平均年齢は25歳以上ということでした。最近はドバイで現地就職を狙う方が多いそうで、ESドバイでは(求人発表や履歴書作成のお手伝いなどの就職サポートも積極的に行っています。

特に日本人は就業態度が良く重宝されるそうなので、ワーホリビザはもう取れないけど海外で働く経験をしてみたい!しっかり英語力を付けて現地就職目指したい!という方は挑戦する価値アリです★

今なら学校を20週間以上申し込むと1年間滞在出来るマルチエントリービザが発行されるため、現地でバイトしたり就活したり近隣諸国に旅行に行ったりすることができるそうです! 

ESドバイの学生寮


ESドバイでは学生の希望に応じて、グレードやロケーションの異なる滞在先を用意。どの施設も近代都市ドバイらしさを感じられるスタイリッシュでラグジュアリーな作りで、非日常的な留学生活を経験することができます。今回私はKSKホームズに宿泊し、滞在中に2つの宿泊施設を見学させてもらいました。

KSK ホームズ

KSKは全部で4棟あり、ホテルゾーンと男性ゾーン、女子ゾーンゾーン・男女共有ゾーンに分かれています。それぞれの棟にランドリーとキッチンがあり、それとは別に大きいキッチンが1階に。そして各フロアには簡易キッチン(電子レンジ・ポット等)&イートスペースがあります。

1階にあるスーパーは深夜2時まで空いていて便利ですし、ジムやプールも使いやすそうでした。他にも卓球台や大きなテレビがある共有ラウンジやご飯を食べるイートスペースなどがあり、広々使える感じでした。学校まではシャトルバスが出ているのでアクセスは◎。中心地からKSKの目の前まで行くバスも出ているので学校以外へのアクセスも〇

ESドバイ以外の生徒さんも泊まっているので色々な方と交流したい、交通の便も悪くない環境を望まれる方にオススメです。

ステイブリッジ

ドバイの中にあるもう1つの空港、アール・マクトゥーム空港の近くです。こちらは少し落ち着いている雰囲気の寮です。KSKよりコンパクトな感じです。

難点は周りに何もない&交通の便が悪いです・・・。学校まではシャトルバスがあるので問題ないですが、それ以外の場所へ行く際は1日数本しかないStaybridgeのバス(予約制)を使うかタクシーになります。

ただしお部屋はKSKよりも少し広くキレイ!ジムやプールの設備が良く、24時間無料で使えるコーヒーマシーンがあるのも個人的には魅力的。オシャレな談話室や外のテラスでくつろいだりしてゆっくりしたい方にお勧めです。

メルキュールホテル

唯一電車で通える滞在先です。なので交通の便は◎。

ホテルタイプということもあって、プールの更衣室にはサウナがあったりトレーニングジムが広かったりと、他の2つの滞在先よりも設備がラグジュアリーです。

一番のお気に入りはレストラン。テラス席からはドバイの高層ビル群が一望でき、優雅な時間が過ごすことができます。(宿泊者割引もあるのでお得!)

唯一の難点は寮として使えるお部屋の数が少なく、空きがあまりないことです。こちらの寮をご希望の場合はまずはお問い合わせください!

ESドバイ周辺の様子


学校の下(ビルの1階)にはBig Buy MarketとZOOM Marketという2つのスーパーマーケットがあります。両方ともイートインコーナーがあるので朝やお昼はこちらで済ませることもできます。

学校内のカフェテリアも安くておいしいですが、Big Buyオリジナルのホットスナックは量が多くてコスパ抜群なのでぜひ一度お試しあれ。

現地の生徒さん曰く、学生寮近くのスーパーより安いので、放課後に食材を買ってシャトルバスで帰宅すれば重い荷物を長距離運ばずに済む&節約出来ると教えてくれました。

徒歩5分ほど歩けばアルマスイーストレイクという人工池があり、周辺にはオシャレなカフェやレストランがたくさん。バスを1本遅らせてカフェでまったり過ごしてから帰宅することもできます。(もちろんKFCやピザハットのようなファストフード店もあります)

ドバイならではのアクティビティ


今回の視察では学校が主催する2つのアクティビティーに参加させて頂きました。

\旧市街探索(無料)

このアクティビティでは、ドバイの古き良き街並みが残っている場所を巡ります。いくつか名所はあるのですが、今回はその中でも歴史的建造物が多く残るバスタキア地区にあるアルファヒディ歴史地区とグランドスークを巡りました。

このアクティビティでは、ドバイの古き良き街並みが残っている場所を巡ります。いくつか名所はあるのですが、今回はその中でも歴史的建造物が多く残るバスタキア地区にあるアルファヒディ歴史地区とグランドスークを巡りました。

アルファヒディ歴史地区は古い建物が立ち並び、迷路のような構造でお散歩するには素敵な所でした。アルファヒディ歴史地区からグランドスークまでは歩いて10分程。途中にドバイミュージアム(現在は休館中)があります。

グランドスークはアーケードのようになっており、沢山のお店が両サイドが並んでいます。ストールや小物、スパイスなど…中東ならではのお店が中心で、途中なぜかインコを売っているお店もありました。ここはとにかく呼び込みが凄い!!興味がないなら無視することをオススメします。

初めは必ずといって良いほど「ニーハオ」と言われるので、無視するといろんな言語で挨拶してきます。日本人とわかると「東京バナナ」や「ガリガリ君」のオンパレードで呼び込まれそうになります。笑 スークは基本的に値段が書いていない物が多く、直接交渉なので値引き交渉が苦手な方は避けた方がいいかもです。

\デザートサファリ(95AED)

値段の割にはかなり満足度の高いアクティビティでした。学校からバスに乗って砂漠地帯へ約2時間。到着後4WDの車に乗って砂漠を爆走します。運転手さんも同乗したメンバーもノリが良く、アゲアゲな音楽を爆音で流しながら駆け巡りました。(酔いやすい人は要注意。必ず酔い止め飲んで下さい。)

爆走が終わると砂漠の中に突如現れるデザートキャンプ。ここで夕食を取ります。夕食までは時間があるのでキャンプ内のお土産屋さんを回ったり、ヘナタトゥー(特殊な染料を使ったペイント)を試したり、ラクダに乗ったりしながら夕食までの時間を潰します。ヘナタトゥーとラクダは基本的には無料ですが、追加料金を払うとオプションが増えるので現金を持って行くと良いかもしれません。

夕食はビュッフェスタイルでスパイスカレーやサラダ、パスタ、チキンの焼き物など…色々な料理があり味もおいしかったです。ステージではファイヤーダンスやベリーダンスも行われ異国情緒漂う雰囲気を楽しむことができました。

視察を終えて…


  • 3年越しの念願が叶い、遂にドバイ視察を終えることができました。
  • 「ドバイで英語を学べるの?」と疑問に感じる方もいるかと思いますが、中東の中でもドバイだけは特別。人口の80%が外国人なので、公用語として英語広く使われています。バカンスも兼ねてゆっくり勉強と観光を楽しみたい方にピッタリの留学先といえるでしょう。短期留学では異国を感じて経験値アップ、長期留学では現地就職や人脈づくりのチャンスを得ることができます。
  • 「人とは違った留学をしてみたい!」という方はぜひドバイ留学にチャレンジしてみては?
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  • 最後に、今回の視察を通して学んだ「ドバイに留学する上で知っておくと良いマメ知識」をご紹介します。
  • 電車で寝たら罰金

    • ドバイのメトロでは居眠りが禁止されています! ルールを破ると日本円で約9,000円ほどの罰金を支払う羽目に。観光客といえども見逃してくれないので注意が必要です。 
    • 常に羽織れるものを携帯
    • 夏季は最高気温が40度を超えることもあるドバイですが、メトロや建物の中は冷房が効いていてかなり寒め。どこに行くにも薄めのパーカーやカーディガンなどの羽織れるものを持っておきましょう。
    • 思っていたよりも歩く
    • ドバイで実際に留学生活を送ってみると、意外に歩く機会が多いことに気付きました。室内に入ると足元が冷えるので普段はスニーカー着用をおすすめします。ただしデザートサファリに参加する場合は砂が入るのでビーチサンダルを推奨します。
    • クレカはタッチレスが主流
    • ドバイではクレジットカード支払い時はタッチレス決済が主流です。キャッシュレスに対応していないクレジットカードを利用する際は店員さんに「刺すタイプ」と伝えましょう。
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