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レクシスイングリッシュ(オーストラリア)視察レポート
2024.01.10
- 視察期間:2023年11月5日~13日
- 国:オーストラリア
- 都市:パース
- 学校:レクシスイングリッシュ
オーストラリアといえば、シドニー・メルボルン・ケアンズ…と東海岸側の都市が有名ですが、今回は西海岸の都市パースへ東京オフィスの松嶋が初の海外視察へ行って参りました。
実はこれまでオーストラリアへの留学経験はなく、海外旅行で一度シドニーを訪れた程度でしたので、お客様に現地のリアルな留学情報をお届けできるこの機会をいただけて、本当にうれしかったです。
1週間という短期間でしたが、私が感じたパースの都市・語学学校の魅力をご紹介します!)
全日空の直行便でパースへ!
東京からパースまで、今回は全日空の直行便を利用させていただきました。午前11:30頃発の飛行機でしたので、成田空港に着いたのは朝9時前。日曜日だったのですが思っていたより空港ロビーは空いていて、特に列に並ぶようなこともなかったです。
さっそくチェックインしてスーツケースを預けよう、と思ったところ……なんとすべてセルフチェックイン!
全日空はチェックインカウンターがほぼ無人で、eチケットを見ながら自分でチェックイン・座席指定・預け荷物の有無を機械で選択、スーツケースも無人のブースにて機械の画面指示に従って預ける。という私が10年前に長期留学した頃とはだいぶ仕様が変わっていました。
ただ係員の方も周りにちゃんといますので、初めて国際線を利用される方は遠慮せず声を掛けて確認すると良いかと思います。
オフシーズンということもあり、機内の席もまばらに空いており(乗客のほとんどが日本人)、ゆったり過ごすことができました!機内では「入国カード」が配られます。事前に記入しておくと到着後に慌てずに手続きができるので、筆記用具はお手元にご用意しておくと良いでしょう。
自動ゲートで入国もスムーズ
約9時間のフライトを終えパース空港に到着すると、さっそく「ePassport self service」という自動化ゲート(無人)のほうへ進み、
- ①パスポートを画面の指示に沿ってかざす
- ②カメラに向かって顔認証を行う
- ③いくつかの質問にタッチパネルで答える
- ④機械からレシートが出てきて、ゲートが開く
近くに係員の方もいるので、どうしても操作がわからない、などがあれば聞くこともできます。
そのままエスカレーターを降りると預け荷物を受け取るターンテーブルが現れます。スーツケースを受け取ると今度は税関チェックの列に並び、事前に記入しておいた入国カードとレシートを係員に手渡しするとそのまま出口までスムーズに出ることができました。
パース空港はそこまで大きな空港ではないので、事前に聞いていたミーティングポイントもすぐに見つけることができ、ドライバーのクリスティーナが笑顔で出迎えてくれました。(もう一人別の学校へ行く予定の日本人学生と乗り合いになり、その子は空港でSIMカードを購入するのをドライバーさんに手伝ってもらっていました)。
クリスティーナはかなりおしゃべり好きな方で、日本語もいくつか知っており「ようこそ!」「はじめまして」「こんばんは」「大丈夫ですか?」などの簡単な日本語も交えて、緊張している私たちを安心させてくれました。
パースはフレンドリーで多国籍都市
パースは西オーストラリア州の州都で人口約210万人ほどの大都市。私が今回の視察で感じた印象はかなり「ダイバーシティ(多国籍)」である、ということでした。学校スタッフ・ホストマザー、ショップ店員やバスドライバーの人たちも様々な国籍の人で、「オーストラリア人」にはほとんど出会わなかったと思います。
その分アジア人差別などの話もまったく聞かず、どんな人ともフレンドリーに接してくれる印象で、どんな状況でも気軽に話しかけやすい雰囲気でした。
パースの主な観光スポットは、パースシティ、フリーマントル、キングスパーク、ロットネスト島、パース動物園、ピナクルズ砂漠等で、今回訪問できなかった場所もありますが、コンパクトな都市のわりに様々な観光地やアクティビティがあるので長期での滞在でも楽しめると思いました。
特にビーチがとにかく綺麗なので、サーフィン・ダイビングはもちろんのこと、ビーチ沿いでゆったりしたい人にもオススメです!
お話好きなホストマザー宅に滞在
私が滞在したステイ先は、ホストマザーが一人で住んでいるお家(息子・娘さんはすでに自立して家を出ていました)で、私の他に同じ語学学校の生徒が2名(スイス人男性、日本人女性)が滞在していました。ペットは犬が2匹(中型犬)いて、とても人懐っこく可愛かったです。
キッチン・リビングはかなり広くお庭もあり、スコットランド出身のホストマザーはかなりお話好きな方だったので、ほぼ毎日夕食後はリビングでホストマザーと談笑していました。
朝は各自食べたいトーストやシリアルを用意して、ミルクやオレンジジュース、コーヒー・紅茶・緑茶なども自由に飲んでOK、というシステム。
夕食は大体18時ごろ、大きなダイニングテーブルを囲んで、ラザニアやピザ、パスタやフィッシュ&チップス等を用意してもらいました。
ハウスルールは特になく、事前に学校からもらった「スチューデントハンドブック」に載っているルール(全然厳しくはない)を守っていれば問題ないと思います(シャワータイムは約5分で済ませて、と書いてありますが私はさすがに5分では上がれませんでした……苦笑)。
3つの学生寮も見学しました。
今回私はホームステイのみの滞在でしたが、レクシスパースには3つの学生寮があり、せっかくの機会なので見学させていただきました。どちらのキャンパスからも同じくらいの距離で通学が可能で、シェアルーム型の寮2つ(グレンダロウ/ゴドリッチ)と、スタジオルーム型(日本でいうワンルーム)の寮が1つありました。
長期滞在を希望するのは日本人学生が多いそうで、どの学生寮も居住者はほとんど日本人の方でした。
公共交通機関はキャッシュレス
ホームステイ先から学校までの通学方法ですが、ほとんどの学生がバスを利用して通学していました。パースには「スマートライダー」という日本でいうところの「Suica」のようなICカードが存在し、バスの乗車時・降車時それぞれ専用の機械にかざす必要があります(降車時にかざすのを忘れて、運転手にそれが見つかると罰金の支払い義務があるとのこと!)
初日に学校へ向かう際はまだICカードを持っていなかったので、現金(3.40ドル)を支払って乗りました。おつりが出ないのでぴったり用意したほうがいいです。
パースのバスエリアは環状線のようにゾーン分けされていて、どのゾーンからどのゾーンまで乗車するかで運賃が決まります。
実際私が学校まで行くのにかかった時間は、2本のバスを乗り継いて、約50分弱くらいかかりました。
本当は車を使って地図上を縦に上がっていけると速い(約20分)のですが、バスの路線的に横に伸びているラインがほとんどなので、どうしても時間がかかってしまう、ということでした。
現地で車を使用する機会は中々ないと思いますが、長期留学される際は中古車等を利用するのも手かもしれません。
レクシスはパース内に2つのキャンパスあり
レクシスイングリッシュはパースエリアで2つキャンパスを提供しており、パースシティのど真ん中にある「シティキャンパス(全校生徒約300名)」と、徒歩5分もかからずにビーチまで行ける「スカボロービーチキャンパス(全校生徒約150名)」から選べます。今回私は、スカボロービーチキャンパスで3日間授業を受けました。
どちらのキャンパスも共通して、入学初日の月曜はレベルチェックとオリエンテーション、火曜から授業が始まり、毎週金曜日に担任の先生から個別に英語のスキルについてフィードバックがもらえます。次の月曜にクラス進級テストがあり、そこで高得点を取る+先生から上にあがってOKと言われた生徒は翌日からレベルアップしたクラスに参加できるようになります。
ちなみに私は「一般英語コース(中級クラス)」だったのですが、朝8:30~10:30、15分間の休憩後さらに10:45~12:45という1日で計4時間ほぼぶっ続けの授業を体験して正直クタクタになりました(苦笑)。クラスの国籍は、南米(ブラジル・アルゼンチン)、ヨーロッパ(スイス・フランス・イタリア)、日本、それぞれ5名ずつくらい(どのクラスにも日本人が4~5名は在籍しているようでした)。
また、週の途中に1日だけシティキャンパスを見学に行かせていただいたのですが、2つのキャンパスは開講しているコースだけでなく、校内や学校周辺の雰囲気がまったく異なるので、自分に合ったキャンパスを選んだほうがより楽しめるのでは、と感じました。
視察中、最近レクシスを卒業し、現在もパースに滞在中のお客様にインタビューをさせていただきました。
キャンパス比較
レクシス・シティ校
- ・開講コース:一般英語、EAP(進学準備)コース、ケンブリッジ試験(FCEのみ)、IELTS準備コース、英語+デミペア
- ・規模が大きい、建物・教室・施設すべての雰囲気が新築オフィス(2023年1月に出来たばかり)
- ・学校周辺はかなり栄えていて、交通の便もいい
- ・おしゃれな都会の雰囲気が好きな人向け
レクシス・スカボロービーチ校
- ・開講コース:一般英語、ケンブリッジ試験(PET・FCE・CAE・CPE)、IELTS準備コース、英語+デミペア、ジュニア向けキャンプ、専門コース(ビジネス・マネジメント等)
- ・2階建てのアットホームな校舎、徒歩3分でスカボロービーチへいつでも行ける
- ・日本人スタッフ(Maikoさん)がいる
- ・毎週金曜日は近くのバーベキュー場を借りて生徒みんなでBBQパーティー開催
- ・ビーチでのんびりしたい人向け
世界一幸せな動物に会いにロットネスト島ツアーへ
週末のアクティビティとして、「ロットネスト島ツアー」へ参加。世界一幸せな動物といわれる”クオッカ”に会いたくて、このツアーを選びました。
まずシャトルバスでフェリー乗り場(Hillarys)まで連れていってもらい、そこからフェリーで約45分かけてロットネスト島まで行きました。フェリーの中ではドリンクを購入したり、天気がよかったのでデッキに出ている人が多かったです。
島に到着してからツアーバスの時間まで少し余裕があったので、島の入り口あたりを散策したり、先に昼食を取ったりしました。
ツアーバスではロットネスト島をぐるりと回りながら、灯台や綺麗なビーチ沿いを所々停車し、おっとりした運転手さんのガイドの元、約1時間半、終始和やかな雰囲気で案内していただきました。
そして念願のクォッカとの対面ですが…そこら中に野生のクォッカが生息していて、想像していたよりずっと簡単に遭遇することができました(笑)。
ただ、本当はもっと至近距離で良い表情のクォッカの写真を撮りたかった……これが中々難易度が高く、悔いが残りました。
視察を終えて…
今回の視察を通して一番印象に残ったこと。それは、パースに住む人々のコミュニケーション能力の高さです。
パースに関する知識ほぼゼロの私に対し、フレンドリーという言葉では片づけられないくらい、出会った方みんな本当に親切で、実は週の真ん中(水曜日)に、この視察一番の大事件が起こったのですが、地元の人たちが嫌な顔1つせず積極的に助けてくださったおかげで事無きを得ました。
何が起こったかというと……、元々短期で使える携帯のSIMカードを日本から支給してもらっていたのですが、水曜日の朝、その日初めて行く予定だったシティキャンパスに向けて出発しようとしたところ、何故か突然インターネットも通話も一切使えず。
それでもなんとか9:30までには学校へ到着しなければならなかったので、ひとまずホームステイ先のWi-fiで行き方だけ調べて、スクショを頼りにバスを乗り継ぎました。
ただ、海外のバスは時間通り来ないのがむしろ通常運転。結局降りるはずのバス停を見失い、インターネットも使えず途方に暮れる始末。
たまたま道路の向かいに鉄道の駅が見え、とにかく駅員さんにまず尋ねてみようかとあてもなく歩いてみると、警備員のおじさんが「そっちからは行けないからこっちの道へ行きなさい」と遠くから大きな声で誘導してくれたり、プラットホームで目が合った電車待ちのOLらしき女性にシティへの行き方を尋ねると「ちょうどそっちに仕事で行くところだから、一緒に行きましょう」と連れていってくれ(結局職場の前を通り過ぎ、キャンパスの目の前まで案内してくれました、、、!)、その事件以外でもバスやお店やいろんな場面でみんなさりげなくさっと気遣いをしてくれる方がほとんどで、すごく感動しました。
ちなみに、携帯が使えなかった原因は、オーストラリア大手の携帯会社OPTUSの世界的通信障害のため。かなり稀なことだったようで、シティの通りにあるOPTUSショップの前にはかなりの人だかりができていました……。
見知らぬ土地で右も左もわからない状況に置かれるのはかなり恐怖でしたが(普段スマホに頼りすぎているのもよくないのですが)、このおかげでパースの人々の親切さにより触れることができ、貴重な経験の1つとなりました!
レクシスイングリッシュの先生・スタッフさんも皆さん本当に親身になってくださる方ばかりなので、パース、本当にオススメです!!
ギャラリー
1週間という短い期間でしたので、すべて訪問することはできなかったのですが、最後に私が行った観光スポットをいくつかギャラリーでご紹介できたらと思います。
フリーマントル
キングスパーク
カバシャムパーク
スーパーマーケット・Coles(コールズ)の市場調査
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まずはカウンセラーに相談しよう!
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