『出稼ぎワーホリ』の実情、本当に稼げる?

2024.01.6

出稼ぎ留学の落とし穴

ワーキングホリデーは本来、『海外での生活体験を通し、その国の文化や歴史についての理解を深めること』を目的とした制度です。けれども近年は『出稼ぎワーホリ』という言葉が独り歩きし、英語力を身に付けないまますぐに海外に飛び出してしまう方が増えています。

そもそもワーキングホリデーの本来の目的は休暇であり、働くこと・稼ぐことではありません。

「ワーキング・ホリデー制度とは、二国・地域間の取決め等に基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。 各々の国・地域が、その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し、二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。」 ※外務省HPより抜粋

これだけ出稼ぎワーホリという言葉が知れ渡った今、果たして本当にワーキングホリデーは稼げるのでしょうか?出稼ぎワーホリについての現状をお伝えします。

出稼ぎワーホリで渡航した方が直面している問題

『勉強<海外で稼ぎたい』日本人が急増した結果、求人倍率が上昇

『出稼ぎワーホリ』という言葉がメディアで頻繁に取り上げられた結果、2023年後半から求人倍率が大幅に上昇しており、カナダの日本食レストランでは求人1名に対し、50人を超える応募が殺到しているという事態も報告されています。
その結果、雇用先が見つからずに1-2ヵ月で用意した資金が底を尽き、途中帰国を余儀なくされる方も…。雇用主の立場では、経験と語学力がある人物から採用するのは当然ですので、渡航前に必要なスキルを身に付けておくなど、しっかりとした戦略を立てておく必要があります。


それでも海外で稼ぎたいなら…

仕事探しの前に語学学校で特化したコースに参加する

一部の語学学校では、面接の練習や履歴書作成をサポートしてくれるワークショップを提供しています。
語学力向上と平行して仕事探しに必要なスキルが身につくため、結果的に出稼ぎワーホリ勢よりも早く、なおかつより良い条件の仕事を見つけることができるでしょう。

日本人留学生が少なく、求人倍率の低いエリアや国に渡航する

オーストラリアのシドニーやカナダのバンクーバーなど…ワーキングホリデーの渡航先として定番の都市は、頭一つ抜けた語学力や経験がない限り、どんぐりの背比べ状態になってしまい、仕事探しに非常に苦労します。そのような事態を回避する方法として、あえて地方都市や日本人留学生が少ない国に渡航し、地域のコミュニティに溶け込んで仕事を紹介してもらうという解決策もあります。

資金に余裕がある方は、英語力がついてからワーホリを使うという方法も

1つの国で一生に一度しか使えないワーキングホリデーが最大の効力を発揮するのは、『語学留学または専門留学を経て、充分な語学力とスキルを身に付けてから』。少しでも資金に余裕があるなら、まずは専門学校への進学を目指し、コース修了後に関連する職業で就労経験を積んでからワーキングホリデーを利用することで、より良い条件で働くことができ、就労ビザや永住に繋がる可能性も飛躍的に高まります。


SNSの情報は鵜呑みにせず自己判断を

SNSに掲載されている情報は、ごく一部の成功体験や広告収入のための記事で溢れています。それらの情報を鵜呑みにしてしまうと大切な時間とお金、さらには一生に一度のワーキングホリデービザが無駄に消費されてしまうことも。

ウインテック留学センターでは、お金を稼ぐことに時間を費やすよりも、その国でしかできない『一生ものの経験』をして欲しいと考えています。現地の仕事状況や英語力、ご予算に合わせて『あなただけのワーホリプラン』をご提案します。

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